困ったらすぐに駆けつけてくれるネコの形をしたヒーローロボット、MJS公式キャラクター『ミロにゃん』が誕生するまで
2024年4月8日、MJSは公式キャラクター『ミロにゃん』を発表しました!
MJSとして初の試み…そして社内はざわつきました。
そう、「かわいい!!」とざわついたのです。
設立から今年で48年を迎える当社。
現在では、財務会計を中心としたERPを提供し、会計事務所様や中堅・中小企業、小規模事業者様のDX化推進を支援しております。
営業五大方針の一つに「機能主義・合理主義に基づく運営により堅実で気品ある社風を築くこと。」を掲げ、地に足を付け、実直で誠実さを大切にした仕事をモットーとしているMJSです。
時代の変化とともにオフィスカジュアルを導入するなど雰囲気は徐々にフランクになってきているものの、今でも「堅実さ」を認識している社員もいます。
そんななか発表されたのが、MJSのイメージに新しい風を吹かせる『ミロにゃん』です。
この思わず「きゃわ!」と言いたくなるキャラクターはどのように生まれたのでしょうか。
今回の記事では制作担当部門の担当者、そして発案者にインタビューし、『ミロにゃん』誕生までのストーリーをお伝えします。
社内公募でキャラクターが決定!
―それでは改めて、『ミロにゃん』のプロフィールを教えてください。
担当者 ネコの形をしたヒーローロボットです。誕生日は3月6日(ミロ)。出身地はMJS本社ビルのある新宿区四谷です。
特徴は、困っている人がいると浮いて光る耳、口と間違えられやすい鼻、MJS出身のヒーローの証である胸のバッジ、ヒーローマントなどがあります。
―愛らしくて、MJSのイメージに新しい一面をもたらせてくれそうです。公式キャラクター誕生のきっかけは?
担当者 当社はこれまでもテレビCMをはじめとしたプロモーションや各種キャンペーンを実施し、多方面から認知の拡大を図ってきました。そして、これからも飛躍的な成長を続ける企業になるため、多くの方々にMJSの魅力を伝えるメッセンジャーとして、末永く伴走していける公式キャラクターの制作に至ったのです。
また、当社は全国に32拠点あり、その各所でセミナーや勉強会を開催するなど、独自の販促活動を展開しています。公式キャラクターはそういったシーンでもノベルティグッズにさりげなく登場させるなど、機動的に活躍してもらうことができます。
―恒久的なMJSのシンボルとして誕生したのですね。制作にあたって社内公募という方法を採用したのはなぜですか?
担当者 社員一人ひとりが親しみを感じ、会社全体で育てていってほしい。そして、お客様にも喜ばれ、愛されるキャラクターを制作したいとの思いから社内公募を行いました。
―「私たちが生み、育てた」と思えれば、愛着もわきますしお客様へも伝えたくなりますよね。
担当者 はい。それに、お客様と直に接する機会が多い支社の社員であれば、どんなキャラクターがお客様に喜ばれるか、イメージがわきやすいと思います。
開発や管理部門の社員も、普段の仕事のなかで抱いている思いを形にできる機会とも言えます。
他方、対外的に情報を発信するような企画部門であれば、伝えたいイメージを伝えるための手法と視点を持っています。
そういった皆さんからの多彩なアイデアに期待しての社内公募でした。
74ものアイデアの中から選ばれる
―当社も単体で1,800人を超えました。色んな人から多様なアイデアを募れるのは確かに面白いですね。
担当者 社内公募の実施が決まった時、「全然応募がなかったらどうしよう」という一抹の不安はもちろんありました。
ただそれ以上に、どんな応募が来るのかという楽しみのほうが上回っていましたね。
結果、40組の方から74のデザインが集まりました!
個人での応募もあれば、支社内や部門内でミーティングを開いて絵の得意な人がそれを形にしての応募、なかにはご家族からのアイデアをもとにした応募もありました。
―色んな人の思いが詰まったアイデアが集まりましたね。そのなかで『ミロにゃん』の決め手は何だったのでしょうか?
担当者 良いアイデアがすごく多かったです。企業の公式キャラクターになるので、著作権や既に世に出ているものとの類似性などを考慮した上で、見た目のイメージや、MJSの思いと合うもの、らしさなどを重視して候補を絞り込んでいきました。
最終段階では当社の是枝 周樹社長に確認、意見をいただきながら詰めていきました。
そして最後に残った候補は、どれも個性とかわいさのあるイラストでした。
その中から『ミロにゃん』のデザインが採用になりました。
―発表後の反響はいかがでしたか?
担当者 社内公募をしたので、まず発表前に「いつ頃決まるの?」といったお問い合わせを各所からいただきました。楽しみに待っていてもらえたのだと思います。
発表後の反響としては、「かわいいね」という声が一番多いですね。特に女性の反応がすごくいいです。さらには、社員のお子さんが気に入っているという話もちらほら…
『ミロにゃん』が受け入れてもらえた証左か、ゴルフボールに使いたい、セミナーなどでお配りするミネラルウォーターのペットボトルにプリントしたい、支社独自の名刺広告に使用したい、といった要望が寄せられています。
―アイデアが無限に広がりますね。
担当者 既にTシャツやステッカー、クリアファイルなどを制作しています。また、展示会に出展した際には巨大『ミロにゃん』もお目見えしたりしています。
―MJSでは、全国の各支社などでも独自にXアカウントを運用しており、早速登場する機会も出てきていますね。
担当者 今後も『ミロにゃん』には、ノベルティはもちろん、各種イベントなどにも登場し、盛り上げ役としてさまざまなシーンで活躍してもらいたいと思っています!
―今後ますますの活躍に期待ですね!インタビューにお答えいただきありがとうございました。
発案者にも聞きました
―ここからは、『ミロにゃん』の生みの親、発案者であるMJS開発部門の松本 夕葵さんにお話をお聞きします。ついに誕生しましたね。アイデアを応募したきっかけを教えてください。
松本 社内公募を見た時に、「面白い企画。参加してみたいな」と思いました。
そしてしばらく経った頃、社内の人から「応募してみようと思うんだけど、松本さんは?」と声をかけてもらったのです。
私が開発でアプリのデザインをしていたので、デザイン考案が向いていると思ってもらえたのでしょうか。
―もともと興味を持っていたところ、同僚の方からのお誘いも大きかったのですね。
松本 はい。背中を押してもらえた部分もあります。
そしてアイデアを考えたのですが、実は私、『ミロにゃん』を含めて他にも案を応募したんです。
―そうなんですね。ちなみに他はどんなアイデアだったのですか?
松本 当社の事業内容とのつながりを考えたりしました。会計事務所様や中堅・中小企業、小規模事業者様の複雑な業務のような「難しいことを“丸く収める”」という意味を持つ、丸い形をしたキャラクターなどです。
そういった特徴、機能面で説得力のあるアイデアを考えつつ、一方で“情緒面”にも着目しました。
―感情に直接訴える、といった意味でしょうか?
松本 人が何かに惹かれる理由には普遍性があると思っていて。それを軸にしたアイデアを考えたのです。
公式キャラクターはMJSの一員となるわけですから、社員みんなに受け入れられる存在であるべき。そこで、愛されるキャラクターになるように、かわいらしい顔、表情を考えました。例えば社員の方が、家族や友人・知人に「いいでしょ」「かわいいでしょ」と自慢できるような、そんなイメージです。
―その通り、かわいいキャラクターになりました。
松本 そこに「頼れる」エッセンスを加えるため、「ヒーロー」としたのです。
私が会社で一緒に仕事をした人、これまで出会った人で、「ヒーロー」ってどんな人なのか考えました。
誰か見ていなくても困った人がいたら助けてくれる。口が堅くて信頼できる。そんな人物像が思い浮かびました。
そして、『ミロにゃん』の全体テーマは、“社員が一緒に働きたいと思う人”です。たとえ厳しい局面でも「この人がいるから頑張ろう」と思える人をキャラクターに投影しました。
―全国の各支社などのX投稿を見ても、それは十分伝わっていると思います。最後に一言お願いします。
松本 まだ生まれたばかりの『ミロにゃん』ですが、MJSと共に成長していくことを心より期待しています。
また、この子が誕生するきっかけになったのは、社内の人からの後押しです。今度は私も誰かにそうできればと思います。会社全体がそんな雰囲気になれば、いろいろなアイデアが出てそれが形になっていく、もっと素敵な会社になると思います。
―素敵なコメントありがとうございます!ぜひそんな会社にしていきましょう。
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「Kawaii」はもはや世界の共通語。もちろん日本においても老若男女問わず広まっています。
その追い風に乗り、『ミロにゃん』も大きく羽ばたきます!
これからも『ミロにゃん』ともども。MJS、ミロク情報サービスをなにとぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
最後までお読みいただきありがとうございました!
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