全国から1,200人以上の税理士らが集う「第48回 全国統一研修会 東京大会」が、ホテルニューオータニ東京で開催されました!
昨年も同時期にお伝えしました、MJSの会計事務所のお客様方からなる任意の団体「ミロク会計人会」が開催する年に1回の一大イベント、全国統一研修会。基調講演や各種分科会を通じて、会計事務所経営や顧問先企業の経営支援に必要な情報を学んでいただくことと、会員の皆様同士が親交を深めていただく機会を提供しています。
2024年の「第48回 全国統一研修会 東京大会」は11月14日(木)に、東京都千代田区にある「ホテルニューオータニ東京」で開催されました。
今回はその模様をレポートします。
財務大臣、中小企業庁長官などから祝辞をいただく
参加者はおよそ1,200名。
今回の基調講演では作家・歴史家の井沢 元彦様が講師を務め、第1分科会にはASIMOV ROBOTICS(株)代表取締役CEOの藤森 恵子様を、第2分科会には摂南大学 経済学部経済学科 教授、MJS税経システム研究所・経営システム研究会 座長の野長瀬(のながせ) 裕二様を、第3分科会には気象予報士の天達(あまたつ) 武史様をお招きし、講演いただきました。
開催に先立っての式典では、財務大臣や中小企業庁長官、日本税理士会連合会会長さらには東京税理士会会長から祝辞をいただきました。
また、ミロク会計人会連合会の植田 卓会長のご挨拶があり、MJS社長の是枝 周樹も挨拶させていただきました。
歴史を紐解き、業務の効率化や経営の最新情報を知る
統一研修会の目玉である基調講演の講師は井沢 元彦様。
演題は「通貨と財政から見た逆説の日本史」です。
朝廷が財政を統括していた時代、それから武士が台頭するようになった経緯、源氏と平氏の争い、そして「お米」から「貨幣」への通貨の変遷など、お話は多岐にわたりました。
基調講演の後は、3会場にてそれぞれ分科会が行われました。
第1分科会では、ASIMOV ROBOTICS(株)代表取締役CEOの藤森 恵子様が、「『会計事務所の未来を守るDX戦略』~徹底解説:RPAを活用した業務改善からAIまで~」と題しご講演いただきました。
DXを推進する上でRPAは重要で、全労働時間のうち1/4を削減した事例などが紹介されました。
第2分科会で講師を務めた摂南大学 経済学部経済学科 教授、MJS税経システム研究所・経営システム研究会 座長の野長瀬 裕二様には、「企業探検家が語る『中小企業の生き残り戦略と事業承継』」についてお話しいただきました。
戦略なき企業は今後生き残れないとの啓発のもと、国内外の動向を意識した具体的な4つの生存戦略を示されました。
第3分科会にはフジテレビ「めざまし8」などでもおなじみの気象予報士・天達 武史様が講師として登壇し、「異常気象と災害への備え」を演題にご講演いただきました。
気象災害は地震と違い必ず兆候があるので事前に対策を講じることが可能との見方を示し、最新技術を活用した気象予報と正しい知識・情報が今後の災害対策に寄与することに期待すると述べられました。
中国獅子舞も登場! 懇親パーティー
各種講演等が終わった後は、懇親パーティーの時間です。
ホテルニューオータニ東京の美味しい料理に舌鼓を打ちながら、皆様親交を深めておられました。
中には年に一度、この全国統一研修会でお会いするのを楽しみにされている方もいらっしゃるようで、貴重な交流の場となっています。
また、この日懇親パーティーに出席された平 将明デジタル大臣よりご挨拶もいただきました。
しばしの懇親と食事の時間を経て、「横濱中華學院校友會」の皆様による「中国獅子舞」が披露されました。
五穀豊穣を願うとして、横浜中華街では催事のたびに獅子が舞い、年中行事として欠かすことのできない風物詩になっています。獅子に頭を咬んでもらうとご利益があるとも言われ、会場では参加者の頭を咬んで回る獅子舞の姿が見られました。
パーティーの終盤、MJS会長の是枝 伸彦が挨拶を述べさせていただきました。
そして次回の全国統一研修会は、広島県広島市で開催されます。次期大会の準備委員の先生方がステージに上がり、来年の全国統一研修会への参加を呼びかけ、懇親パーティーは閉幕しました。
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開催レポートは以上になります。
なお現在、ミロク会計人会のホームページにて当日の模様の詳細を公開しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
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