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あなたの会社に不足しているリソース“ITブレーン”になります! DX支援事業を推進する「MJS ITコーディネータ」セミナーが始動!

以前の記事でご紹介したように、MJSは「サステナビリティ2030」ならびに「中期経営計画Vision2028」において、「会計事務所と中小企業の経営革新、成長・発展を支援」を掲げ、具体的には「DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の支援」に取り組んでいます。

その活動の一環として、現在MJSでは「ITコーディネータ(以下、ITC)」資格を有する社員を続々と増やしています。なお、ITC資格を有するMJS社員の総称を「MJS ITコーディネータ」と呼称しています。
ITCとは、経済産業省が推進する資格(運営団体:特定非営利活動法人ITコーディネータ協会)であり、経営とITの両面に精通し、個々のデータや人、企業、技術、モノ、資源を“つなぐ”役割を担い、これからのDX時代のイノベーションをリードしていくことが期待されている人財です。
引用:https://itc-shikaku.itc.or.jp/

今回の記事では、MJSがなぜITCを有する人材を増やしているのか、その具体的な活動内容をご紹介します。


DX化を伴走支援する存在を目指す

MJSは営業五大方針の一つに「地域経済社会に密着」を掲げています。
日本が抱える問題として、超高齢社会の進展に伴い働き手が減少していることが挙げられ、特に地方では顕著です。
その上、優秀な人材はまだまだ都市部に偏りがちです。

こうした人材の不足や偏在による“労働生産性の格差”を解消するための有効な手段の一つが、「DX化」と言えます。

全国に32拠点を持ち、「地域経済社会に密着」した活動を行っているMJSは、DX化を伴走支援する存在になりたいと考えています。
そこで、ITCを有する社員を増やし、より専門的に、より広範囲にそのサポートができるように努めています。

また、中小企業がデジタル化、DX化を推進するにあたり相談する相手として、会計事務所や金融機関などが挙げられます。
MJSは全国の会計事務所と長年のお付き合いがあり、かつ各地の金融機関とも提携しています。さまざまな窓口から相談をお受けできる体制を築いているのもMJSの強みと言えます。

DX化支援を通じて地域経済の活性化に寄与し、ひいては日本経済の発展に貢献すること。当社が最終的に目指すところです。

それでは中小企業のDXの現状はどうかというと、経済産業省が公表している「DX支援ガイダンス:デジタル化から始める中堅・中小企業等の伴走支援アプローチ(https://www.meti.go.jp/press/2023/03/20240327005/20240327005.html)」によれば、本格的なDXを実現している割合は4.6%だそうです。

出典:DX支援ガイダンス:デジタル化から始める中堅・中小企業等の伴走支援アプローチ

なお、同ガイダンスでは、DXを「売上・利益の増加、新しいビジネスの立ち上げなど、デジタルを活用して企業や組織の変革を通じた成長を目指すもの」とし、取り組む意義を「中堅・中小企業等は変革のスピードが速く、効果も出やすいため、デジタル活用による大きなアドバンテージがあり、身の回りの業務のデジタル化から始め、徐々にデジタル活用を進めることで、より大きな効果が期待できる。その先に目指すべきDXが見えてくる」と示しています。

また、同ガイダンスではデジタル技術を活用するフェーズを次のように表しています。この④に該当する企業が4.6%なんですね。

出典:DX支援ガイダンス:デジタル化から始める中堅・中小企業等の伴走支援アプローチ

生成AIの活用を業務に落とし込むセミナー

MJSのITCが活躍する場の第一弾として、今年7月19日より「全国縦断セミナー」を開始しました。(https://www.mjs.co.jp/products/support/itc/

対象は会計事務所および中小企業で、9月27日までの期間に全国47カ所で開催する予定です。
MJSのITCが講師を務め、「生成AIの活用」をテーマにセミナーを行います。

いまなお注目度が高まり続けている生成AIですが、実際に業務に活用する方法が分からなかったり、リスクを懸念されていたりする方も少なくないと思います。
しかし、中小企業の経営改善と業務改革をDX・ITの力で実現するためには、生成AIを活用することが不可欠です。本セミナーでは、生成AIの活用を通じて生産性の向上を図る方法を解説します。

具体的には、生成AIの種類をはじめ、実務での生成AI採用方法のパターン、ブームの火付け役である「ChatGPT」の技術を組み込んだ「Microsoft Copilot」の使い方、生成AIへの指示「プロンプト」の勘所などをご紹介します。

今後、当社が提供していく伴走支援を前提とした「DXコンサルティングサービス」では、MJS ITCを中心として、クライアントにヒアリング・課題抽出・分析等を行い、全体最適に向けたゴール設定と改善提案を行います。
今回の全国横断セミナー事業は、会計事務所および中小企業の経営改善と業務改革を実現するための第一歩として位置付けています。

MJSの「DXコンサルティングサービス」にご期待ください。

MJS ITCに聞きました

MJSソリューション近畿支社
細川 雄人

――ITC資格を取得した経緯を教えてください。
細川 日々の営業活動において、お客様へ課題や要望をヒアリングしご提案する中で、よりお客様の経営方針や経営戦略に合った最適なITツールを選定し提案できるスキルを身につけたいと思い、資格取得に挑戦しました。

――資格を取得したことによって得られた学びや、新たな発見はありましたか。
細川 お客様の経営レベルにまで踏み込んだヒアリングを行うことで、今後のあるべき姿をともに描きながらITツールを選定・導入するスキルを身につけることができました。
また、経営課題に踏み込んだ提案を行うことで、お客様とより強い信頼関係を築くことができるようになったと感じています。

――セミナーで特に伝えたいのはどのようなことでしょうか。
細川 生成AIは、使い方次第でこれまでの業務のやり方を大きく変える可能性を秘めています。具体的な活用例を織り交ぜながら、生成AIが身近な存在であり、明日からの業務に取り入れることができるものだとお伝えしていきたいです。

――今後に対する意気込みを聞かせてください。
細川 「DX化」というキーワードはよく見聞きするものの、何から取り組めばよいか困っていらっしゃる企業様はまだまだ多いのではないかと感じています。
我々「MJS ITコーディネータ」はそういった企業様の立場になって課題を整理し、できることから一歩一歩DX化の実現に向けて「伴走支援」しますので、お気軽にご相談いただければ思います。

MJSは、会計事務所と中小企業の経営革新、成長・発展のため、「DX推進の支援」に取り組んでまいります。
全国縦断セミナーはその第一歩。今後の事業展開にもぜひご期待ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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